【保存版】英語教育はいつ始める?年齢別”最適スタート”完全ガイド

「英語はいつから始めるのが正解?」
「0歳から?3歳から?それとも読み書きができるようになってから??」

小学校3年生から必修化され、小学校5年生からは教科として成績がつくようになった英語。

「これからの時代は英語が必要だ!」
「我が子に英語を話せるようになってほしい!」

と願う多くの親御さんたちが悩むことではないでしょうか。

実は、英語教育を始めるベストなタイミングは目的によって変わり、年齢によって「適した方法」が異なるんです。

この記事では、教育学の知見と実践をもとに、

  • 0~1歳
  • 2~3歳
  • 4~6歳
  • 7~8歳
  • 9~10歳
  • 11歳以降

の年齢別の効果的な勉強方法をご紹介します。

各年齢で

  • 何をするか
  • どれだけやるか
  • まだやらないこと

について紹介しているで、ぜひ参考にしてください。

目次

【結論】英語教育は何歳から始めるべき?

結論からいうと、英語教育の「ベストな開始年齢」は目的によって変わります。教育学のエビデンスをまとめると、段階的にスタートするが最も効果的なのです。

0~1歳は、耳(音の感受性)を育て始める時期。ネイティブ並みの発音や耳を育てたいなら、この時期から始めると良いとされています。ただし、一方的に音楽を聞かせたり受動的な動画ではほとんど効果は得られません。赤ちゃんは「人との関わり」から学ぶためです。そのため、この時期は歌や語りかけ、絵本の読み聞かせなどを行うと良いでしょう。

語彙力や簡単なフレーズを覚えるなら、2~6歳に始めるのがベスト。この時期には、ごっこ遊びや歌、絵本の読み聞かせの他、短時間の動画を見せるのも効果があるとされています。ただし、この時期も単に見せるだけでは効果が弱く、大人と一緒に見るようにしましょう。

読み書きの土台を作り、語彙力の幅を広げたり流暢さを身に付けるなら、7~8歳から始めても遅くはありません。音読や多読を習慣化したり、簡単な英語を書くことで、英語に慣れさせると良いでしょう。

文法の基礎を学び、正確な英語表現を身に付けたり表現の幅を広げるのは9~10歳。

ただし、11歳以降でも遅すぎるということはありません。一般的に言語習得の臨界期は12歳から15歳にピークを迎え、18歳頃まで(人によっては大人になってからも)続くとされています。

また英語学習を早く始めるだけでは、遅く始めた場合よりも有利という研究結果は無いんです。幼稚園年長さんから始めた場合が一番英語力が伸びたという結果もあるそう。

「耳」を育てるなら早ければ早い方が良いですが、「英語力」を身に付けるためには

  • 英語学習の量と質
  • 長期にわたって学習を続けること

が開始年齢より大切になってくるんです。

小学校英語の現状と対策

小学校英語の現状

では今の小学校では、実際どんな英語学習が行われているのでしょうか?

2020年度より、小学校3年生と4年生では「外国語活動」として年間35単位時間(週1コマ程度)が必修化されました。「聞くこと」「話すこと」が中心で、教材例として文科省の「Let’s Try!」が公開されています。

そして小学校5年生と6年生では、教科としての英語学習が始まります。年間70単位時間(週2コマ程度)、「聞く、話す、読む、書く」を系統だてて学びます。

“教科”となるため、小学校3,4年生の時とは異なり、成績もつけられます。私が子どもだったころは中学校から英語学習が始まったので、全然違いますね…!!ただ中学生になってから新しい言語を学び始めるのはかなり抵抗があったので、早く始めるのは良いことだなぁと思います。親の意識も変わってきますしね。

ちなみに、小3~小6の4年間に扱う語彙は合計600~700語程度。文科省の「We can !」等の教材が使用されています。

  • 小3、小4は音とことばに親しむ時期
  • 小5、小6で読み書きも含めて教科として積み上げる時期

という流れになっているんですね。

学年間の総学習時間は計210単位時間。無理なく積み重ねる設計になっています。

家庭での学習方法

小学校4年生までは、”英語の音”に慣れさせることをメインに行い、”文字”は補助的に扱うと良いです。オススメの学習方法は、音読、シャドーイング(短い対話のまねっこ)、対話的読み聞かせ。この時期は、アルファベットの”文字”より”音”から入ると、お子さんの混乱が少なくなります。音⇒単語や文章の意味⇒(必要に応じて)文字の順に学ぶように心がけましょう。

小学校5年生からは読み書きの土台作りを行います。音読や文章の多読を習慣化し、簡単な文字を書く練習もこの時期から始めると、学校の流れに合った学習をすることができます。

【年齢別】英語学習の実践方法

先述したように、英語学習で大切なのは「量と質」。ただ、各年齢で”学習の方法”が異なります。

ここでは、年齢別の英語学習の実践方法についてご紹介します。

0~1歳 | 英語耳を育てる

この時期は英語の音に慣れ、耳を育てることを目的に行いましょう。

実践例
  • 英語の歌を聞き流し
  • 簡単な英語の絵本を読み聞かせ
  • おむつ替えやお風呂などの時、毎回同じ英語で語り掛ける
    例:”Time to change !(おむつ替えの時間だよ)”、”Fresh and clean !(きれいになったね)”、”Are you hungry?(お腹が空いたかな?)”など

一番簡単にできるのは、抱っこしながらの聞き流し!英語が分からなくても、リズムに乗って楽しそうにしていると、赤ちゃんも喜びます。ただしテレビや動画を見せっぱなしにしないこと。この時期に動画を見せても、刺激が強すぎて会話能力の向上にはほとんど効果が無いと言われています。

2~3歳 | 遊びで親子英語

2~3歳はまねっこの天才!聞いてまねる力と語彙力が爆発的に伸びる時期です。また音の感受性も高いので、聞き流しも効果があります。

実践例
  • 英語の歌の聞き流し
  • TPR(体を動かす指示遊び)
    例:“Jump, clap, turn around!(ジャンプして、手をたたいて、回って)”
  • 歌で手遊び
    例:”Head, shoulders, knees~(あたま、かた、ひざ、ぽん)”
  • タッチペンで英単語や英会話フレーズを覚える
  • 簡単な英語の絵本を読み聞かせ

体を使って遊びながら学ぶのも効果的です。また、タッチペンで音が鳴る英語辞典などを活用するのもアリ。英単語、簡単な英語フレーズ、英語の歌や絵本を流してくれるなど様々なものがあります。子どもが一人で楽しく遊んでくれるのも私たちにとってはありがたいですね。

脳の8割が3歳までに完成すると言われるように、この時期はスポンジのように何でも吸収していきます。この「脳の黄金期」に様々な音や単語に触れるようにしましょう。

4~6歳 | インプットとアウトプットの時期

4歳を過ぎると音の感受性は次第に落ちてきますが、まだまだ言葉を覚えていく時期。この時期には、遊びながらたくさんの単語やフレーズを覚えていきましょう。

3歳まではインプット中心だったのに対して、これからはアウトプットも大切。子ども達は覚えた英語を実際に使うことで、どんどん上達していきます。家庭や英会話スクールも利用して、アウトプットの場所を与えてあげましょう。

また引き続き、TPRやタッチペン、手遊び、絵本の読み聞かせも続けるとより言葉が定着するので効果的です。

実践例
  • 英会話ができる場づくり
  • TPR(体を動かす指示遊び)
    例:“Jump, clap, turn around!(ジャンプして、手をたたいて、回って)”
  • 歌で手遊び
    例:”Head, shoulders, knees~(あたま、かた、ひざ、ぽん)”
  • タッチペンで英単語や英会話フレーズを覚える
  • 英語の絵本を読み聞かせ

7~8歳 | 読み書き多読も取り入れる

英語を始めた時期や量によって子どものレベルが大きく異なるこの年齢。子どもが英語に親しみ、簡単なフレーズを話すことができるようになったら、読み書きや絵本の多読も取り入れると良いでしょう。英語の本を多読することで、語彙力や理解力、流暢さをまとめて底上げすることができます。また、引き続き学んだ英語をアウトプットできる場を提供することで、子どものやる気を継続させましょう。

実践例(できる子のみ)
  • 本を音読⇒黙読⇒多読(優しい本をたくさん読むことが重要!)
  • 3行日記をつける(毎日でなくても、週2回程度でOK)
  • 英会話ができる場づくり

英語を始める時期が遅かった子やまだ抵抗がある子は、4~6歳で紹介した「遊びながら学ぶ」ことを取り入れると良いでしょう。英語に対する苦手意識が現れる前に「英語って楽しい!」「英会話できた!」「英語の本が読めた!」という”小さな達成感”を感じながら学ぶことができると、子どもはどんどん伸びます。

9~10歳 | 英語文法の土台づくり

学校での英語学習が始まり、英語に触れる機会も増えるこの時期。学校では「音とことばに慣れる」ことを目的に学習を行いますが、幼少期から学習を続けてきた子は英語文法も意識できるようになるとより英語の表現の幅が広がります。

実践例(できる子のみ)
  • 出来事や文章の内容を要約・説明してみる
    例:Because…を使って一文作成する、and…を使って3つの文章を一つの文章にまとめる
  • 本を音読⇒黙読⇒多読(優しい本をたくさん読むことが重要!)
  • 3行日記をつける(毎日でなくても、週2回程度でOK)
  • 英会話ができる場づくり

引き続き、本の多読(リーディング)や日記(ライティング)、英会話(リスニングとスピーキング)も続けていきましょう。

11歳以降 | 毎日学習を繰り返す

英語のレベルにかなり差がつくこの時期。ただ開始する時期が遅かったとしても、言語学習効率は10代後半まで高く保たれているため、量と質があれば十分伸ばすことができます。

学校での学習、受験、実用(スピーキング)によってやることは変わってきますが、言語は毎日少しずつ触れることでどんどん上達していきます。

実践例
  • 本を多読(自分のレベルにあった本を無理なくたくさん読む)
  • 日記をつける
  • 英会話ができる場づくり
  • 英語でディベートする

同じ本、同じ表現に何度も触れて、まねる⇒使うを繰り返すことが重要。「無理なく続ける」ことが、結果的に大きな伸びに繋がります。

年齢に合った方法で無理なく継続を!

子どもの脳は常に成長しており「その時期に合った学習方法」が年齢によって異なります。

年齢に合った方法で、楽しく、無理なく、継続して学習を続ける。一日5分だけでも良いんです。

これが英語上達への一番の方法であり、将来お子さんが英語を活用する場面が来たらきっと役に立つでしょう。

「英語ができること」はあくまでもお子さんが「将来やりたいこと」をかなえる手段でしかありません。ですが、お子さんの将来の幅を広げる手段とも言えます。

これからのボーダーレス化の時代、ぜひ英語力を身に付けてあげましょう。

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プロフィール

yuriのアバター yuri ブロガー

年長さん~小学校5年生が通う科学実験教室を運営(滋賀県内最大級)。
旧帝大の理系大学院卒業。化学メーカーの元研究員。
二児の母親として、子どもが生きる力を育む方法を発信していきます。

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